アルバイトとパート違いとは?雇用形態なメリットも一挙紹介!

求人情報を見ていると、「アルバイト」と「パート」の募集を見かけることがあります。同じ会社であっても、アルバイトとパートを募集しているため、これら二つの違いが分かりにくいのではないでしょうか。今回は、アルバイトとパートの違いについて検証していきます。

 

1.アルバイトとパートとの違いについて

アルバイトを探しているけど、パートしか見当たらない……または、その逆というように、多くの方は仕事を探すときに「アルバイトを探している」「パートを探しています」というように使い分けをします。それぞれの違いを聞かれて、明確な答えは出しにくいはずです。実際にはアルバイトとパートの違いとはどのようなものでしょうか。

 

1-1.法的な違いはない

アルバイトとパートは法律上での違いはありません。法律上では、アルバイトもパートも「パートタイム労働者」に分けられます。このパートタイム労働者というのは、1週間の所定労働時間が正社員などと比べて短い労働者のことをいいます。

 

1-2.会社は使い分けをしている

会社やお店といった雇う側は、アルバイトとパートを明確に分けています。会社によっても違いはありますが、多くはアルバイトというは本業が他にある学生のことをいい、長期間働けるとは想定していない場合が多いでしょう。学生の場合は、学校を卒業するときはバイトを辞めますし、長く働いてもらえないだろうなと最初から分かって採用しています。また、本業が学生であるため、卒業をしていなくても、もっと条件のよいバイトがあれば辞めてしまうかもしれませんし、テストの前や就活の際にはアルバイトに来てもらえないことも想定しているでしょう。

 

一方、パートの場合は時間的にはアルバイトと同じような勤務時間ですが、短期雇用ではなく、長期的に雇用を継続することがほとんどです。家庭の主婦(夫)やシニアのイメージが強いので、短い時間を長期的に働いてくれることを念頭に置いて募集しています。会社によっては、アルバイトよりもパートの時給を高く設定しているところもあります。

 

1-3.税金面は同じ

アルバイトとパートでは税金面は同じです。よく「103万円」と聞きますが、これは年間の収入を103万円までにしておけば、所得税を引かれることなく働けるという意味です。しかし、住民税は年収100万あたりから支払わなければなりません。自治体によって規定がやや異なりますが、年間数千円程度となっています。しかし、所得税を取られてしまうと、支給額の5~45%が天引きされてしまいます。

 

2.アルバイトやパートで働くメリット

アルバイトやパートという雇用形態で働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。勤めている会社によって違いもありますが、ごく一般的なメリットについて紹介しましょう。

 

2-1.求人の種類が多い

求人誌のほとんどを占めているのは、アルバイトやパートの雇用形態です。それだけ会社はアルバイトやパートを雇い入れたいと思っているとのこと。仕事を探す側としては、豊富な職種から選べるので、仕事がないことはあまりありません。職種そのものも各種現場のスタッフから接客業、塾講師などさまざまな仕事から選べます。

 

2-2.短時間の仕事も多い

短期で仕事をしたいというとき、1日だけのアルバイトや、仕事のあるときだけ連絡のくる派遣型のアルバイトなどもあります。また、基本的に短時間の仕事が多いのも特徴的です。1日4時間くらいが多いので、学生をしながらアルバイトをしたり、主婦業をしながらパートをしたりするのも無理がありません。さらに、自分と同じような年齢や境遇の方が多いため、すぐに打ち解けられるでしょう。学生時代のバイト仲間とバイトを辞めても付き合いが続いているという話はよく聞きます。

 

2-3.未経験でも採用してくれることが多い

アルバイトやパートの場合、正社員と比べると報酬がどうしても低くなるため、即戦力で採用することはあまりありません。正社員がいる会社であれば、補助的な仕事をしたり、正社員が仕事の指導をしてくれたりします。未経験でも採用してくれるため、思い切ってその業界に飛び込む勇気を与えてくれる場合もあるでしょう。

 

2-4.シフトの融通が利きやすい

会社にもよりますが。アルバイトやパートの雇用を主としている場合、シフト制となっており、休みが取りやすいといえます。子どものことで休みたいというときも、同じような仲間がいれば「お互い様」という気持ちも芽生えやすいでしょう。

 

シフト制の仕事の多くは、作業系です。清掃業をはじめ、コツコツと作業をこなせる方向きとなっており、集中して作業に取り組んでいるとあっという間に勤務時間は過ぎてしまいます。

 

3.まとめ

アルバイトとパートは法的な違いは全くなく、税金面も同じことが分かりました。会社側が利便性などを考えて分けて呼んでいるようです。一般的には、若い年齢層にはアルバイトと呼ぶことが多いのに対し、主婦(夫)やシニアにはパートと呼ぶことが多いといえます。

 

「株式会社シー・シー・クルー」はクリニックや施設などの日常清掃や定期清掃を行っている会社です。手に職をつけられますし、シフト制で休みが取りやすいといえます。アルバイトやパートをお探しの方は是非ご検討ください。